2011年3月21日月曜日

福島原発での放水作業 自衛隊が撮影[動画]












東日本大地震で損壊した福島第一原子力発電所では断続的に放水作業が続いている。

18日の放水作業の模様を自衛隊が動画で撮影し、共有サイト経由で見ることができる。

2011年3月16日水曜日

警視庁の放水車で4号機の冷却検討 警察庁















警察庁は16日、政府の指示を受け、火災を繰り返している福島第1原発4号機の使用済み核燃料貯蔵プールを冷却するため、警視庁機動隊の高圧放水車を使って放水が可能か検討を始めた。現在、周辺の放射能濃度を測定し、水が届く位置まで近づくことが可能か調べるとともに、放水車のルートの確保を進めている。
 4号機をめぐっては、15日と16日に相次いで火災が発生。建屋の屋根はおおむね残っているものの、北側と西側の側壁に大きな穴が開いた状態になっている。貯蔵プールの冷却機能が失われ、冷却水の蒸発が進んでいるとみられている。

2011年3月14日月曜日

東日本大震災:空き缶と牛乳パックで炊飯 被災者向け情報(食事)

電気やガスが止まっている時のために、空き缶と牛乳パックを使った簡単な炊飯方法を紹介する。防災科学技術研究所(茨城県つくば市)で地滑りを研究する内山庄一郎さんが考案した。
 アルミ缶(350ミリリットル)二つに空気穴などをカッターで開けて釜とコンロに仕立て、牛乳パックはくし状に切って燃料にする。無風状態であれば0・8合が22分30秒で炊きあがる。
 缶は2本とも上ふたを切り取る。コンロに使う方には、缶の上部2カ所、下部2カ所にそれぞれ縦1.5センチ、横3センチの四角形に穴を開ける。牛乳パックは1リットルのもの3枚を用意する。底部分は硬すぎるので切り取り、残りを折り目に沿って4枚に切り分ける。4枚をそれぞれ幅1センチの短冊状に切る。太すぎると、炊ける前に燃料が切れるという。
 釜用の缶に、米と水を入れ、アルミホイルを二つ折りにしてふたをし、缶のふちに密着させる。紙パック燃料は1本ずつ投入し、コンロの下の穴をあおぐ。火力の調整は難しいので、炊き上がりの25分を目安にどんどん燃やす方がいい。
 内山さんが「サバメシ」と名付けた炊飯法で、「サバイバル飯炊き」の略。研究所の社会貢献活動の一環で考案し、穴の大きさや位置などに試行錯誤を重ね、缶の強度を保ちながらうまく炊くための実験を100回以上繰り返した。今では自治体が主催する防災訓練などでも実践されている。新潟県中越沖地震(07年)では、かつて講習を受けたという被災者から「サバメシで温かいご飯を食べて心が温まった」というメールが届いた。
 しかし都市部では、水やお湯を加えれば食べることができる「アルファ米」などの非常食を備えた方が効率的だ。