2011年10月4日火曜日

阪神・金本選手、金銭トラブルは「事実無根です」


 阪神・金本知憲外野手(43)が3日、甲子園のクラブハウスで右肩のリハビリ後、金銭をめぐるトラブルで刑事告訴された“騒動”について初めて自らの口でコメント。同日に発売された週刊誌2誌に、相手側(A氏)の虚偽を証明する自身の激白が掲載されたことを受け「最初(広報コメント)から言っているように事実無根です」と、強く潔白を誓った。(サンケイスポーツ
 事実ではない。それだけはハッキリさせたい。8月17日、週刊文春と週刊新潮の2誌に金銭を巡るトラブルでA氏に告訴されたという記事を掲載されてから、およそ1カ月半。甲子園のクラブハウスでリハビリを終えた金本は「自分としては波風を立てたくないし、ほうっておくつもりだったんですが…」と騒動について初めて口を開いた。
 「マネジメント会社に任せていたことですが、担当者がどうしても(ハッキリさせたい)ということで、きょうの形になりました」
 この日、別の週刊誌2誌に掲載された、金本への直撃記事。記事では、監禁、暴力団の名前を出して恐喝して事実とは違う公正証書を作らせた話などについて完全否定し、その時間に焼き肉店にいたことを示す領収書を提示。さらに、トラブルの原因となった投資に関する書類も提示するなど、A氏の主張の虚偽を示す証拠を出している。
 「最初から言っているようにすべて事実無根。これが本当の事実です。彼(A氏)の虚偽がわかったと思いますし、真実が明らかになったと思います」と金本。「弁護士に任せていることですが、A氏に対する法的措置も考えています」。
 実際、A氏の刑事告訴はいまだ、受理されていない状況。金本の弁護士も「今後も受理されることはないでしょう」と、説明した。
 「代理人に任せていたんで、時間がかかってしまいましたが。チームメート? (A氏の)虚偽だろうと、心配もしてもらえなかったくらい。とにかく今はシーズン中なんで、僕らは最後まで戦う義務がある。野球に集中していきます」
 4日からの13連戦を含め、残り20試合。“雑音”をきっちり片付け、グラウンドで最後まで、虎の執念を見せる。

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