2011年10月21日金曜日

仙台にコールセンター わかさ生活、雇用を支援


健康食品会社のわかさ生活(京都市)は21日、東日本大震災の被災地の雇用促進に協力するため、仙台市に来年4月、100人規模のコールセンターを設置すると発表した。同社の東北進出は初めて。
 仙台市で記者会見した角谷建耀知社長は「阪神大震災の際には多くの人に支えられた。何か役に立てないかと思った」とあいさつ。奥山恵美子市長は「東北には優秀な人材がいるので、本当にうれしい」と応じた。
 わかさ生活によると、コールセンターには来春卒業予定の被災地の高卒、大卒者らを採用する。ハローワーク仙台で、25日と11月1日に説明会を実施する。
 同社は震災後、宮城、福島両県から内定を取り消された新卒者ら10人以上を採用。これまでに、義援金や商品のサプリメントを避難所などに送ったという。

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